我が家のプチ事件

おはこんにちばん。

 

新型コロナ感染者も減少傾向にあり、少しずつ外出される方もちらほら増えてきたかなぁと感じる今日この頃。

 

そんな日常生活で起きたショッキングな出来事を綴りたい。

 

私には、共働きの妻と保育園に通う2才半の娘がおり、都内でごく一般的な水準の生活をしている。

 

特に裕福という訳でもなく、だからといってガチガチに節約生活に縛られている訳でもない。

 

普通のマンションに住み、普通のご飯を食べ、普通の衣服を身に着けながら、仕事と家庭を両立できるよう日々試行錯誤している。

 

もちろん仕事がうまく行かない時には間接的に家族に当たってしまうことや、無愛想な態度を取ってしまうこともあるし、

仕事がうまく行っている時には、家族に過剰なコミュニケーションを取ってウザがられることもしばしば。

 

そんなどこにでもあるような家庭で起きたプチ事件。ぜひともお時間許されるのであれば、ほっこりしてもらえると嬉しいです。

 

チュンチュン...

その日は週始めの月曜日。

 

平凡なサラリーマンである私と時短勤務の妻は、いつもと同じように業務開始に向けて準備を進める。同じく2歳半になる娘も保育園登園の準備を進める。

 

週始めということもあり、前日の休み明けからの呆けと怠けで、バタバタのドタバタで、全体的にせかせかした一日の始まり。

 

「朝ごはん食べる?いらない?」

「夜は何時終わり?帰りは?」

「今日天気いいから洗濯物干しといて!」

「昨日言ってた〇〇準備した?」

「週末に〇〇あるから、予定空けといて!」

「今日この服着させて!おむつも変えて!」

「保育園に〇〇持って行かなきゃだから、カバン入れとくね!」

「今日夕方に宅配便届くから受け取りよろしく!」

「今日18時から打ち合わせあるから、〇〇(娘)のお迎えよろしく!」

 

どこの家でもあるような会話。どこの家にでもあるような一日が始まろうとしている。

 

ひと足先に妻が仕事先に向かい、在宅勤務の私は娘の保育園準備と合間の家事を進める。

 

いつもと同じようにおむつを変え、洋服を着させ、保育園に向かう。

 

お友達とキャピキャピとお話する姿に笑みを浮かべながら、お出迎えの先生に娘を引き渡す。無事何事もなく登園完了。

 

自宅に戻り、家事と就業開始に向けて準備。

 

いざ業務開始!

その日は月末ということもあり、普段より時間に追われている感じ。詳細は省くが、まだまだやるべきタスクが残っている状況で、中抜けし娘を引き取りに保育園へ向かう。

 

中抜けのためタイムリミットがあり、ちらちらと時計を見ながら、娘が出てくるのを待つ。

 

まだ来ない…

 

 

まだまだ来ない…

 

 

少し、焦る。

 

 

 

まだまだまだ来ない…

 

 

焦りとイラ立ちが増える。

 

 

…来た!!

元気な笑顔に、とぼとぼと不安定な足取りで駆け寄って来て、そのまま抱きしめる。この瞬間が最高に好きである。

 

娘の手を握り自宅へ向かう。

時計は進み、タイムリミットまでの焦りは増える。

 

自宅までの帰り道。誘惑だらけの帰り道。

 

降園時間かぶりのお友達との会話

忙しく開閉するスーパーの出入口

楽しそうな叫び声がこだまする公園

なぜかハマっている長い階段の上がり下がり

 

いくつもの誘惑をかいくぐろうと試みるも、立ち止まっては少し歩くを繰り返すばかり

 

その間にもタイムリミットは近づく

 

 

お菓子やもので釣っても効果はなく、焦りと緊張が最高潮まで達する

 

意を決し、娘を抱きかかえ強制的に自宅に連れ込もうとする。わんわん泣きわめき、すれ違う人々から冷たい視線を浴びる。

 

ようやく自宅に到着しても、泣き声はフロア内に響き渡る。泣き声は止まず、自宅玄関に寝そべり返り、うつむきながらひたすら泣き続ける。

 

玄関で泣き続け、10分くらいは経っただろうか。絶えず泣き続け、状況はまったく変わらない。

 

 

タイムリミット5分前

 

もうさすがに我慢ならず、少し荒らげた声を上げてしまう。途端、娘が泣き止み、ようやく室内に静けさが戻る。

 

ふと物静かになった娘に目を向けると、

玄関に立ち尽くしている娘が一言…

 

 

「パパ…バイバイ」

 

 

娘の言葉を聞いた直後、驚きと共に何を言っているんだという「?はてなマーク」が頭の中をぐるぐる駆け回る。

 

 

びっくりした手前、咄嗟に出た言葉が、

 

 

「バイバイして、どこ行くの?」

 

 

娘はゆっくりと腕を上げ、扉の方を指差す。

 

 

...2才児のまさかの家出発言!?

 

 

2才ながらに、言葉の意味をしっかりと理解した上で、自分の主張をしている姿に、感動したと同時に、一気に謝罪の気持ちが込み上げる。

 

 

自分の都合だけで強制的に支配しようとしていた自分が情けなくなった。

 

 

腰を落とし、娘に目線を合わせ、両手を広げる。

 

 

娘はうつむきながら、私の胸に飛び込んできた。

 

その瞬間、また泣き始めた娘をみて、何度も何度も謝罪した。猛反省しながらも、娘の成長を垣間見た瞬間だった。ギュッと抱きしめ、娘が落ち着くまで胸の中で抱きかかえた。

 

ちらりと見た時計は、タイムリミットを既に4分過ぎていた。わかってはいながらも、落ち着くまで娘を抱きしめていた。

 

 

2才半の娘の家出宣言

 

自分の中では、娘を想いやっていたつもりでいたが、まったくをもって自分本位になっていたと気付いた。娘という立場ではあるものの、一人の人間として接して行くべきだと反省した我が家のプチ事件でした。

 

 

最後に、

以前、時間泥棒関連の記事をブログに綴っており、タイムリミットをオーバーしていたことは紛れもない時間泥棒行為に値します。こちらについても心から反省をしております。