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すぐに動ける(行動できる)人の考え方・意識

※2024年4月9日に更新

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これまで医療機関やマーケティング会社を対象に、15年程、SaaS営業に従事してまいりました。リーダー、マネージャー、営業部長と、現場から管理職まで一通りの営業経験をしており、現在は営業フリーランスとしても活動しております。


以前の下記ブログにて、「すぐに動ける(行動できる)人の特徴やなり方」をテーマにまとめてみました。 

今回は「すぐに動ける(行動できる)人の考え方・意識」にフォーカスして、自分自身も実施している具体的な例を挙げながら、考えてみたいと思います。

目次

すぐに動ける(行動できる)人の考え方・意識

  1. どうすれば自分をラクに動かせるか
  2. やりたいと感じた瞬間を、モチベーションのピークと考える
  3. 行動する意義(行動=成功ではない)を考える
  4. 外部からの批判を、好循環の兆しと考える
  5. 失敗を悪だと考えない
  6. 結果や成果ばかりを考えない

1.どうすれば自分をラクに動かせるか

誰だって自分を動かすためには、少なからず意志力を持ち、自分自身と葛藤しながら行動を促すものです。そんな自分自身と葛藤すること自体を回避できるのであれば、強固な意志力から自分を奮い立たせる必要もありません

私の場合、平日の朝にランニングを日課としています。ただ、ランニングのためだけに早起きをして、スポーツウェアに着替え、家の扉を開ける。これが限りなく苦痛で、自分自身との戦いに負けることの方が圧倒的に多かったです。

なので、スポーツウェアに着替え強制的に家を出る習慣さえ作ってしまえば、自分自身の意志力に頼らず自分を奮い立たせる必要もなくなるのではないか。

そこで、保育園へ娘を見送る習慣の中に、「スポーツウェア姿」で向かうということに切り替える。すると、平日朝のランニングがここ2ヶ月間継続されている事実がある。

自分が行動してしまう習慣を作り、無意識に自分が行動してしまうように仕向ける。そうすれば、ほんの少しの意志力だけで自分を動かせる仕組みは作れてしまう。

2.やりたいと感じた瞬間を、モチベーションのピークと考える

何かをやりたいと思い、少しずつ計画的に進めようとする、もしくは、あとで一度に片付けてしまおうとすることないでしょうか。

私もそのタイプで、同じように後回しにしたが故に、結局手付かずのままで、いざやろうとした時には時すでに遅し。やる気(意志力)が打ち負けることがほとんどです。

例えば、資格の勉強や読書。
どうしてもこの本読んでみたい!この資格の勉強してみたい!
ただ、手元に書籍や教材が届きこれからという時に、既にやりたいモチベーションのピークは過ぎており、あとでまとまった時間にやろうとした後に、やる気が再燃することは一度もありません。

それ以降、読みたいと思った書籍や勉強の類については、そのやりたいと思ったその瞬間がモチベーションの最高潮ととらえ、翌日早起きの予定があったとしても、その日に読み切る、やれる所までやり切るというな考えに変えました。

精神的な負担としても、やりたいという感情に対して正直に行動に移しているだけなので、その行動に対して自身と葛藤することもなければ、極めて少ない意志力で自分を動かすことができます。

さらに、やりたいと感じている時の吸収力(インプット力)は、嫌々で行動するよりも遥かに高スペックで、その絶好のタイミングを取り戻すには相応の時間が掛かってしまうので、個人的にインプットのゴールデンタイムと読んております。笑

3.行動する意義(行動=成功ではない)を考える

元々の自分の性格というと、保守派というよりは、失敗をしたくないがために入念に時間を掛けて準備をしたがるちょっとした完璧主義者に近い性格だと自負しております。

そのため、予定外の失敗(うまく行かなかったこと)に対して生じる気持ちの切り替えや手直し作業がかなり苦手で、行動=成功しなければ行けないという考え方に凝り固まっておりました。

ただ、ビジネスの現場に携わりながら、ビジネスにおいて、百戦錬磨の仕事人でさえも、成功の傍らで数々の失敗を積み重ねており、全戦全勝の人などこの世に存在しないということ。逆に一戦一勝の人よりも、百戦十勝の方が経験値として圧倒的に優秀ということ。

つまり、何か小さな行動をひとつ起こすにも、行動したからには成功しなければ行けないという固定概念は捨ててしまい、行動したが故に成功もしくは失敗が存在し、その行動に伴い、次に行動すべきことを把握/決定できると考えたほうが圧倒的に建設的あるります。

行動する意義を知る。行動する=成功させるではない。

余談ではあるが、過去の失敗は血肉となるだけではなく、後々振り返るといい想い出になる。そして、何より良い酒のつまみになる。

4.外部からの批判を、好循環の兆しと考える

何かを始めようとすると、自分の周りには色々なタイプの人種が現れる。

  • 共感し、応援/助けてくれる人
  • 共感し、うまく開くことを願ってくれる人
  • 良し悪しだけ述べる人
  • ただただ批判する人
  • 具体的な根拠を持って批判する人

批判という向かい風を感じているということは好循環の兆しと考えるようにしましょう。

ここで面白いのが、自分の気心知れた親友であっても、ただただ批判をする人も中には出てきます。それは、現在の友好関係を維持したい(今のお前だから友好関係が築けている)。だから、今の定位置のままで、上にも下にも行かないでという考え方の人もいます。

気心知れた親友であっても、新しい挑戦の時には足かせになることもあります。それも含めて、ドライではあるが、友好関係を見直しても良いこともあります。

5.失敗を悪だと考えない

前述の③とやや類似しますが、失敗が悪いものだと考えないでください。むしろなんとなく成功する方がよっぽどタチが悪いです。成功した時こそ疑いの目を向けるべきです。

失敗したら改善すれば良い。
最大の悪というのは、何もしない(行動しない)ことを言います。

6.結果や成果ばかりを考えない

歳を重ねるに連れ、または、年収や社会的な地位が上がるに連れ、結果や成果ばかりを気にしてしまう性格に陥りやすいdえす。非常に現実的な考えだが、非常につまらない考え方であります。

とはいえ、私自身もそのように考えてしまうことも多く、すぐに出てこない結果や成果に対して悶々と過ごすことも多々あります。
(ブログ運営についても、極力成果を意識しないような目標設定をしています。)

そもそも、成果とは自分で決めることができないものです。仕事においても、相手がいて初めて得られるものであり、その過程には色々な外的要因や要素の中で成り立ちます。

つまり、自分一人がどれほど頑張った所で、成し得る(成果に結びつく)とは限らないので、いい意味で成果は、あとの副産物として考えるのが望ましいです。

人事を尽くして天命を待つ。

すぐに動くためのおすすめ本2選

    1. 先が見えなくても、やる気が出なくても 「すぐ動ける人」の週1ノート


    2. 「すぐやる人」と「やれない人」の習慣

まとめ

今回は、「すぐに動ける(行動できる)人の考え方・意識」をテーマに考えてみました。

私自身、「すべて完璧にこなせます!」という気はさらさらないです。
ただ、少し考え方を変えるだけで行動に移せることが増え、継続することについてもこれまでよりも少ない意志力で働きかけられていると感じます。

まずは、「自分を動かす小さな仕組み作り」から進めてみて、「最終的に日常生活に溶け込ませる習慣化」が実現できれば、これまでの自分からの進歩を感じられると思います。

これまでの自分を変えていくのは、かなり骨が折れることだと思います。くれぐれも無理のない範囲で、「すぐに動ける(行動できる)人」を目指してみてもいいのではないでしょうか。

確かになぁ、そう思うなぁ...

少しでもそう思ったそこのあなた!
まずは、小さく一緒に動いて(行動して)みませんか!