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すぐに動ける(行動できる)人の自分の動かし方

※2024年4月9日に更新

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これまで医療機関やマーケティング会社を対象に、15年程、SaaS営業に従事してまいりました。リーダー、マネージャー、営業部長と、現場から管理職まで一通りの営業経験をしており、現在は営業フリーランスとしても活動しております。


以前の下記ブログにて、「すぐに動ける人の特徴と行動力の源」をテーマにまとめてみました。 

今回は「すぐに動ける(行動できる)人の自分の動かし方」にフォーカスして、自分自身も実施している具体的な例を挙げながら、考えてみたいと思います。

目次

すぐに動ける(行動できる)人の自分の動かし方

  1. 意志力に頼らず、誘惑を遠ざける
  2. 自分を動かす環境づくりをする
  3. いきなり大きなことから始めない
  4. 自分との約束を守る
  5. やる気スイッチを入れる行動を決める

1.意志力に頼らず、誘惑を遠ざける

やろうやろう決めていた時に好きなテレビ番組を見始めてしまうことやYouTubeを延々とリピートしてしまい、結果、明日にしようとズルズルしてしまうことありませんか。わたしもその常習犯の一人です。

人間、ラクをしたいというのが根本にあり、誘惑に打ち勝つには相応の意志力が必要不可欠になります。誘惑に勝つこと自体にエネルギーを割いてしまうと、いざやる時に集中力が持続しなかったり、吸収力が著しく低下したりと何かと邪魔な存在でしかありません。

そんな誘惑に打ち勝つための必勝法は、物理的に排除してしまう、もしくは、意図的に遠ざけるように仕向けるのが効果的です。

意志力に頼らず、誘惑を遠ざける。
逆に置き換えると、やるしかない環境に自分の身を置く。

そうすれば、自ずと動くしかない、動きたくなる環境に自分を追い込むことで、自分自身を動かす状況に持ち込みましょう。

そんな誘惑となり得るのはこちら。ご参考までに。

2.自分を動かす環境づくりをする

何かを始める時、一通のLINEが届きました。
あなたはどうされますか?

今のご時世、調べたいものはすぐに調べられますし、好きな時に家族や友人と連絡を取り合うことができます。便利な世の中ではあるものの逆に奪われる時間も多く、そこでもまた意志力とのせめぎ合いが繰り広げられております。

私の場合、決めた時間内では基本的にLINEも電話も一切開かず、音楽も流さず無音状態で始めるようにしております。

私は、意志力が弱い自覚があり、目に飛び込んできたものや耳にしたものに駆り立てられてしまい、結局5分、10分、15分といつの間にか時間が過ごしてしまうことを十分に知っております。

だからこそ、便利なオンライン状態から一切連絡の取れないオフライン状態を意識的に作ることで、自分自身を動かしやすい環境を作るよう努めております。

オフライン状態で連絡取れず、ちょっとした家庭トラブルもありましたが、頻度としては限りなく少ないので良しとしております。

3.いきなり大きなことから始めない

いざ物事始めようとする時、真っ先に大きなことから始めようとすると、大抵心半ばで撃沈するのがオチです。私もその常習犯です。

いきなり大きなことから始めようとしない。日常生活の調べ物もそうですし、まさにブログもそう。仕事で何か資料を作成する時もそう。一気に作り上げようとすると、結果的にかなり大変になります。

例えば、明日午前の3時間の間に、何かブログ記事を作成しようとする、「ネタ探し」やら「記事構成」「情報収集」「記事作成」「見直し/公開」などなど。3時間の間に詰め込んでしまうと心が折れてしまいますし、継続が重要なもの程、次回もこの辛さを味わうとなると、結果的にやめてしまうことに繋がりかねません。

私の場合、基本的には、小間切れにしてしまい、一度に食べようとせず、一口ずつ時間を空けてかじりながら進めるタイプです。ちょびちょび進めるだけで、いつの間にかゴール目前まで近づいている状況を作り、あとの仕上げをざざっと進める感じです。

例えば、ブログに置き換えると、

  • ネタ探し
    困りごと/調べものが発生したタイミングで、スマホにメモ書き

  • 記事構成
    たばこ休憩やトイレ中に、スマホで箇条書き

  • 情報収集
    いつ頃まで書き切ろうと思っ日に合わせ粛々と必要な情報資材を集め、必要部分だけスマホにメモ

  • 記事作成
    家族みんなが寝静まった後に、寝ながらスマホで文章を書いていく

  • 見直し/公開
    1時間程まとまった時間を設け、一気にPCで仕上げる

何事も小さく小さく継続しながら、いつの間にかあとひと踏ん張りの状況まで仕上げて置くと、結果的に良いものになる可能性が高いです。何より、継続が大事なもの程、細かく細かく進めて行くのが最も大事になります。

4.自分との約束を守る

約束を守らない人って、どう思われますか?
私は、数回程度であれば全然許せる太刀なのですが、常習的な態度を取られる相手の場合、「そういう人なんだなぁ。被害を受けても問題ない距離感で接しよう」と思うタイプの人間です。

では、いざ自分に置き換えた場合にはいかがでしょうか?

「〇時から〇時まで、家事を行い、〇時から〇時まで、仕事を行い、〇時から〇時まで、ブログを書く!」

ここまで時間をきっちり管理する方は多くないかもしれませんが、「いつに何をやろう」とざっくり決めた事柄に対して、予定が流れてしまうということは、自分との約束/アポイントを守っていないということになりますよね。

人間は後回しにする生き物なので、緊急度が高いものを優先し、緊急度が低くて重要度の高いものは、なんだかんだ後回しにしてしまい、結果として何も動いていないということが往々にしてあります。

いざ直前に一気にやろうとすると、かなりの意志力と時間、体力が必要になりますし、外的要因に伴いさらに悪状況になる恐れもあります。

だからこそ、自分との約束はコツコツ守っていく必要があります。

5.やる気スイッチを入れる行動を決める

大事な仕事や勉強ほど、すぐに手を付けられない。なんだかんだ先送りにしてしまうことありますよね。個人個人で「やる気スイッチの入れ方」は変わって来ますので、ご自身に沿う行動を見つけてみてはいかがでしょうか。

  • 好きなこと/楽なことから始める
  • ゴールを目先に設定する
  • 時間を設定する
  • 場所を変える
  • 自分へのご褒美を用意する(人参をぶら下げる)
  • 過去の結果/数字を見る(ブログとかであればPV数とか)
  • 仮眠をとる
  • たばこを吸う
  • コーヒー/エナジードリンクを飲む
  • シャワーを浴びる/着替える
  • YouTubeやブログでダメな人のエピソードを聞く

やる気スイッチは、脳への働きかけが重要であると科学的に証明されているようですが、結局は自分を突き動かすきっかけを作るしかありません。もちろん人によっては「アロマを焚く」とか「誰かと電話する」でも、なんでもいいと思います。

気持ちをOFFからONに切り替えられるものであれば構わないので、今一度自分のやる気が出る行動について見つめ直してもよい機会かと思います。

すぐに動くためのおすすめ本2選

    1. 先が見えなくても、やる気が出なくても 「すぐ動ける人」の週1ノート


    2. 「すぐやる人」と「やれない人」の習慣

まとめ

今回は、「すぐに動ける(行動できる)人の自分の動かし方」をテーマに考えてみました。

私自身、「すべて完璧にこなせます!」という気はさらさらなく、むしろ「すぐに動ける(行動できる)人」を羨ましがったり、そうなりたいと強く願っているタイプの人間です。

すぐにすべてを実行できるようにするのではなく、まずは「自分を動かす小さな仕組み作り」から「習慣化」に向けて進められればと思います。

これまでの自分を変えていくのは、かなり骨が折れることだと思います。くれぐれも無理のない範囲で、「すぐに動ける(行動できる)人」を目指してみてもいいのではないでしょうか。

確かになぁ、そう思うなぁ...

少しでもそう思ったそこのあなた!
まずは、小さく一緒に動いて(行動して)みませんか!