おはこんにちばん。
何かを始めるにはうってつけの季節になってまいりました。今年こそは何かと意気込み、あれもこれもとやりたいことリストを眺めている人も多いんじゃないでしょうか。
今回は、私本人ではなく、この春に進級を迎えた2歳児娘の「初めての習い事」をテーマにまとめて行きたいと思います。
習い事の必要性から情報収集される方々や、どの習い事から始めるかをお悩みの子育て世代のパパママのご参考になれば嬉しいです。
目次
- 目次
- そもそも幼児に習い事は必要なのか?
- 習い事を始めるのに適した年齢とは?
- 習い事を始める上で重要/大切なこと?
- 幼少期に人気の習い事
- 習い事をさせるメリット/デメリット
- 我が家で習い事に体操教室を選んだ理由
- 体操教室の一日体験談
- まとめ
そもそも幼児に習い事は必要なのか?
結論、親の自己都合かなぁと感じておりますので、必要かどうかで言うと、習い事をさせなくてもまったく問題ないです。私自身、幼少期に習い事をした記憶は皆無なので、極論どちらでも十分に生きていけます。
基本的には、何か習い事を始めるにあたり、子供自身の意向で始めるケースはあまり多くなく、保護者や周りの大人の意志や影響で、早い時期から子供に色々なことを体験させることが多いかと思います。
そもそも、習い事を始めるのは、いくつぐらいから始めるのがよいのでしょうか?
習い事を始めるのに適した年齢とは?
一般的には、「〇歳から始めるのがベスト!」という最適な回答はなく、まずは始めてみる/試してみることが重要のようです。
ただ実際問題、幼い時期というのは、何事にも知的好奇心が旺盛で、思考が凝り固まっていない時期でもあるため、吸収力についても極めて高い状態であると言われております。
やはり、年齢を重ねる毎に頭ごなしに考えてしまう大人とは根本的に違い、言わばスポンジのように柔軟な思考で吸収力が高いとなると、選択肢の一つとして早い段階で体験の機会を与えるのに適切な時期とも言えます。
例えば、「浅田真央さん」は3歳の頃から複数の習い事を掛け持ちしていたようで、「天才を育てるなら3歳まで」というお話もあるようです。こちらは、脳の大半が3歳までにできあがることから、幼いころから積極的な教育を進めた方が良いという説があるみたいです。
習い事を始める上で重要/大切なこと?
あくまで私の見解ではありますが、習い事を始める上で、何かしらの「技術/スキル」を身につけさせようという考えはほとんどないです。私個人の遺伝子レベルで考えた時に、極端にスポーツセンスがある訳でも、天才的な学力を備えている訳でもないため、そこに期待して強制的にレールを敷くのは自分よがりであると考えています。
では、習い事に対して、何を求めているのか?
それは、「夢中になる経験」と「体験を増やすこと」だけであります。
よくわからないけれども没頭しすぎてしまい、いつの間にかこんな時間になっていたという経験は誰しもあると思います。また、四六時中そのことばかりを考えて、悩み抜いた挙句うまくいった/いかなかった。それが、「夢中になる経験」と私は定義しております。
「夢中になる経験」があれば、達成する喜びと挫折する苦悩を味わうことになり、最終的にできるようになろうと試行錯誤するプロセスを踏むこと自体に意味があると考えております。そこには、「技術/スキル」が求められるものもあるでしょう。ただそれは、「夢中になる経験」があって初めて本人が必要だと認識し、習得していくもので良いと思います。
「技術/スキル」はあくまで手段でしかありません。
「技術/スキル」を習得することを目的にしてしまうと、その先を描く(未来の目標を再設定する)ことは学べないので、まずは「夢中になる経験」を得てもらいたいというのが親の願いであります。
また、「体験を増やすこと」というのは、単純に習い事を数を増やしてどうこうという訳ではなく、成功や失敗、喜怒哀楽もひっくるめて多くの体験の場を提供してあげたいという意味合いになります。
「体験を増やすこと」により、自己だけを考えるのではなく、相手/組織(コミュニティ)/社会というものを肌で感じ、客観的な視点についても考えられる機会を提供してあげたいと考えております。単に、自分自身の視野を広げるだけではなく、多角的に見ることができる人材になってほしいというのも願いとしてあります。
習い事を始める上で重要/大切なことは、子どもに対して手や口を出しすぎるのではなく、「興味を持つこと/しっかり見てあげること」が一番大事だと考えております。
親の熱心さを子どもに強制するのは一番最低な行為です。
たとえ子どものためと嘆いても、結局それは自分のためではないでしょうか。
幼い小さな小さな子どもであっても、一人の人間として見守るべき姿勢が大事です。
子どもは大人のおもちゃでもないですし、親が捨てた夢を叶えてくれる魔法のランプでもありません。こどもの興味・関心を邪魔せず、尊重しましょう。
幼少期に人気の習い事
一般論ではありますが、ジャンルごとに人気の高い習い事を列挙します。
- 体育系
スイミング、サッカー、武道、体操など - 音楽系
ピアノ、エレクトーン、バイオリン、リトミックなど - 学習系
英会話、学習塾、プログラミング、など
習い事をさせるメリット/デメリット
メリット
- 子どもの得意分野・能力を早期に知れる/早期から伸ばせる
- 子どもの基礎能力を高められる
- 子どもの興味・関心を知れる
- 色々な人・物について触れる機会が増える
デメリット
- お金がかかる
- 時間(親/子ども)がかかる
- 精神的な負担がかかる
- 必ずしも芽が出る訳ではない
我が家で習い事に体操教室を選んだ理由
色々と書き綴ってみたものの、最終的に我が家は、体操教室を習い事として始めることにしました。主な要因としては、以下になります。
- 本人が動き回るのが好き
- 遊具での遊び方以外に、体を使った遊び方を体験してもらいたい
- 自宅から徒歩1~2分
- 拘束される時間が限定的だった(週1回40分程度)
- 月謝が想定内だった(7,700円/月)
- 体験直後に娘が「楽しい」「またやりたい」と言った
- 体操教室の一日体験で、先生にしっかりと怒られた
この中でも決め手となったのは、「6」「7」になります。
「6:体験直後に娘が「楽しい」「またやりたい」と言った」は言葉通りで、特にやらせない明確な理由がなかったという点。
そして、実は多くの要因を占めるのが、「7」。
詳細は下記ご参照ください。
体操教室の一日体験談
実は、体操教室の一日体験というのは、運営側である体操教室からすると、お客様を引き入れるための施策の一つ。その場合、子ども達に体操を教えることよりも、見学に来ている保護者に向けてアピールするのが最重要課題!
ただ、我が娘は、この担当の先生にしっかりと怒られる一日となりました。笑
きっかけは、広く敷かれたマットに障害物が散りばめられており、各エリアの障害物を乗り越えながら、ぐるぐるとサーキットトレーニングをやるようなイメージ。
もちろん複数人で同時に動き回ると衝突してしまう恐れがあるため、一人ずつ名前を呼びあげた子どもからチャレンジするようなものでした。
体操教室の一日体験参加の子ども達が、待機場所で体育座りしながら順番を待っているのですが、しっかりと待機場所で体育座りしている子どもから順に名前を呼ばれる制度を取っておられました。
〇〇〇く~ん!
■■■ちゃ~ん!
△△△く~ん!
・・・
うちの子、一切呼ばれない。笑
ふと見てみると、給水スペースにある水を一人がぶ飲み。
飲んでは、右へ左へと歩き回り、待機場所にすら立ち寄らない。
その結果、我が娘はこのサーキットトレーニングのようなプログラムは一切参加できず、最終的に担当の先生に名指しでしっかりと注意を受け、わんわん泣きわめきました。
その瞬間、私の中では体操教室に通わせようと意志が固まっておりました。
特別な対応をせず、ダメなものはダメとしっかりと指摘してくれる先生の存在に、一つ安心感を覚えました。
お恥ずかしながら、これが習い事に体操教室を選んだ最大の理由です。
体操教室に通い始めたその後の経過については、改めて別に機会にでもお話させて頂きます。
まとめ
今回は、「初めての習い事」をテーマに考えてみました。
私自身、初めての習い事として「体操教室」からまずは始めてみることになりましたが、娘が楽しくない、興味がないと主張するようであれば、考え直す前提でおります。
もちろん、その理由にもよりますが、本人が望まない習い事に関しては、技術やスキル云々の前に得られるものも限定されると考えておりますので、習い事を始める目的については、ご家庭でしっかりと意思確認をされることが最良かと感じております。
基本的には本人が望まない習い事は控えながら、親の見栄や方針だけに付き合わせることだけは避けるようにしてください。
子どもは大人のおもちゃでもないですし、親が捨てた夢を叶えてくれる魔法のランプでもありません。こどもの興味・関心を邪魔せず、尊重しましょう。
習い事について情報収集されている方々や、どの習い事から始めるかをお悩みの子育て世代のパパママのご参考になれば嬉しいです。
まずは、子どもへの「夢中になる経験と体験作り」のために、初めての習い事を考えてみませんか!