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営業マンが会社員として働くメリットとデメリット【本業で稼げないものは副業で稼ぐべし】

※2022年5月19日に更新

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おはこんにちばん。

これまで医療機関やマーケティング会社を対象に、13年程、SaaS営業に従事してまいりました。リーダー、マネージャー、営業部長と、現場から管理職まで一通りの営業経験をしており、現在は営業フリーランスとしても活動しております。

昨今の新型コロナに伴い、働き方も劇的に変わり、在宅でお仕事をこなす方々も多く存在するのではないでしょうか。

ふと、思う。

(今の働き方は、いつまで続くだろうか)

(この働き方は、コロナ収束後も続くのだろうか)

(また通勤や移動に時間を費やすのか)

(上司や部下との人間関係でまた悩むのか)

私も、いち会社員(営業職)として勤めており、ここ最近は自宅デスクにてオンラインを活用した営業活動をしております。

今のご時世では、商談から契約に至るまで電子化されている会社もあり、オンライン上ですべて完結できる便利な時代になりつつあります。今回の新型コロナが、世の中の働き方を是正する良いきっかけになっているとひしひしと感じております。

となると、一気に会社員であることの意義を考え始めてしまう人もいるでしょう。

いっそのこと会社員なんて辞めてしまって、個人事業主として働いてみよう!

自分探しのために時間を費やそう!

などと思われる方も、一定数はいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そのような営業マンの働き方を見直すためにも、改めて「営業マンが会社員として働くメリットとデメリット」について、まとめて行きます。

その上で、会社員であることの良し悪し今後の仕事に対する価値観についても、考えるきっかけになればと思います。

こんな人におすすめ
  • サラリーマンとして、毎日がつまらないと感じている人
  • 退職/転職をお考えの人
  • 起業や個人事業主、フリーランスとしての活動をお考えの人
  • ただただ社畜と揶揄されるサラリーマンから逃げたい人
  • 今後の働き方について、悩まれている人
  • 何か新しいことをやりたいと思っている人

目次

営業マンが会社員であることのメリット

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まずは、営業マンが会社員として働くメリットを中心に見て行きましょう。

1.収入が安定している

会社員の一番の強みですね。良くも悪くも、会社の業績や個人の成績による収入額が、大きく上振れることも下振れることもなく安定しています。そのため、経済的な見通しも立てやすいため、安心して生活を送ることができます

 

2.社会保障が充実している

給与から天引きされるため、あまり意識しない方も多いですが、会社員であるが故に「社会保険(年金、医療、介護)」を始め、各種社会保障制度が整っている環境下にあります。例えば、「年金」を挙げるのであれば、個人事業主の場合には「国民年金」を自ら積み上げて行くことになりますが、会社員の場合には「2階部分となる厚生年金」が「国民年金」に上乗せされるため、最終的な年金受給額が国民年金の2〜3倍になるような年金保障制度となっており、知らず知らずのうちに実は恩恵を受けております。

 

3.福利厚生が手厚い

「福利厚生」とは、給与や賞与以外に、従業員やその家族へ提供する報酬を指します。例えば、雇用保険や労災保険、各種手当、業務用PCの貸与など、従業員が働きやすい環境に向けた対応がなされております。

 

4.社会的信用度が高い

安定した収入が見込める会社員の場合、社会的な信用度が高く評価されております。そのため、不動産や自動車を購入する際のローンであったり、クレジットカードの審査など、金融機関からの信用度も高い傾向にあります。

 

5.年末調整などの税金等の管理をしてくれる

収入が本業である会社からの給与所得だけの場合、そもそも確定申告とは無縁の関係にあります。それは、企業において年末調整など税金等の管理を担っていただいており、自身の所得や税金についてあまり考えなくても済むような制度が取り入れられております。

 

6.給与がしっかりと支払われる

当然のことだと思われます。確かに、会社員では当然なのですが、個人事業主などの場合、しっかりと業務を担ったとしても売上の未回収リスクが付きまとうものです。給与が毎月決められた時期に口座に振り込まれることが、実は当たり前ではないのです。

 

7.会社の看板で仕事ができる

はじめまして、●●会社の鈴木と申します!

実はこれも、知らず知らずのうちに会社の看板を活用して、間接的に自分をブランド化しているポイントです。そもそも会社の看板なしで、個人のあなたからのアポイントを受けてくれたのか、会社のブランド力や信用力があったからこそ最終的な契約に至れたのではないだろうか。実は、あなたも会社の看板をしっかり活用しているのです。

 

8.スキルやノウハウを学べる

会社という組織の中には、様々なスキルを持った人材やノウハウが存在します。身近にいるからこそスキルを盗み見ることもできますし、未体験の事柄に対しても過去の知見から成果に結びつけることが可能です。身近な人から学べる、疑似体験ができる。そのような利点もたくさんあります。

 

9.国内/海外出張に行ける

会社員の場合、国内や海外などの出張を気兼ねなく行くことができ、交通費や宿泊代についても会社負担となるためあまり考えないものです。むしろ、せっかくなので贅沢をしたいとか、少し楽しみたいという気持ちの方が強いのではないでしょうか。個人事業主の場合、上記費用については自己負担(経費)扱いになるため、売上や利益を鑑みた上で慎重に判断する必要が出てくるものです。

 

10.海外勤務のチャンスがある

海外展開をしている会社であれば、海外に赴任することもビジネスチャンスとしてあり得ます。しかし、個人事業主の場合、自身が海外を視野に舵を切らない限り、海外でビジネスを進めることはかなり難しくなります。

 

営業マンが会社員であることのデメリット 

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続いて、営業マンが会社員として働くデメリットも見て行きましょう。

1.制約やルールに縛られることがある

会社員であるが故に、会社特有の制約やルールに乗っ取った行動が求められます。例えば、就業規則を始め、業務の進め方についても他部門との調整を取りながら進めなければならないなど。色々な社内のしがらみから、スピード感が落ちる傾向もあります。

 

2.人間関係に悩まされることがある

会社組織とは様々な人から成り立っているもので、気の合う人もいれば嫌悪感を抱く人もいます。その中で業務を共に遂行しなければならないことも多いため、会社内の人間関係に悩まされることもあります

 

3.休みづらい/時間調整がしづらい

会社組織の一員であるが故に、好きなタイミングで休暇を取ることや上司の顔色を伺わなければならないなどの、地味に配慮が必要になってきます。その中で、周囲と比較されたり、特別扱いできないこともあるため、個人事業主に比べると好き勝手にできないところが多くあります。

 

4.給与が上がりにくい

前述のように、良くも悪くも、収入額が大きく上振れることも下振れることもなく安定しています。そのため、市場/会社/個人の成績が大きく上振れたとしても、給与への反映は期待できないものです。

 

5.定年退職による将来の不安が付きまとう

以前までは、終身雇用の会社が一般的であったものの、最近では終身雇用をうたっていない会社も多いものです。その際、会社員として長年勤めていると、個人で稼ぐスキルがというよりは、チームとして稼ぐ姿勢が定着してしまうため、退職後の将来に一抹の不安が付きまとってしまうものです。

 

営業マンが会社員であることのメリットをさらに深く考えてみよう

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実は、会社員は、立場的に非常においしい。その一例がこちら。
働く環境や目的により左右される可能性もあるが、こーゆー奴もいるんだなぁととらえて頂けると嬉しい。

①ノーリスクで体験ができる

会社のカネやヒトやインフラを使い、一般的な個人ではできないビッグプロジェクトにチャレンジできる。結果はどうであれ、給与をもらいながら経験を得ることができる。

②個人ブランドを形成できる

少しずつ実績を積み重ねて行くと、個人としてのスキルや経験値を得られると共に、外で稼ぐための個人ブランドを形成することができる。会社というフィールドをうまく使って、外で稼ぐための下準備を行うことも可能である。

③優秀なヒトとの人脈を形成できる

個人事業主では知り得ない社内での人脈や会社の看板や役職により知り得た関係性をうまく活用することも可能である。特に、自身の専門外の職種に携われる方々の疑似体験やアドバイスは、今後何か始められる時には学びの多いポイントでもある。

 

生活をしていく上で、お金は非常に大事である。ただ、お金を稼ぐだけが仕事ではないと感じる側面もある。金以外のものを稼ぐことに意識を向けることで、会社員であることの良さについても改めて感じられるのではないでしょうか。

 

「働き方」に対する価値観の多様化

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ここ最近の若者は付き合いが悪い

仕事終わりの飲み会にも参加せず、昔は上司に朝までしこたま付き合わされたなぁ

私も時々耳にするワードです。

自分は30代の会社員ですが、やはり年代によっても仕事に対する考え方/価値観はかなりギャップがあると感じております。

「達成や快楽」といった欲望を満たそうとする昔の考え方に比べ、
現代では「人間関係、やる意義/目的、没頭」を重視する傾向が強いと感じる。

過去に比べ、単に欲望が減少しているのではなく、最低限の衣食住が満たされると、欲望に対する本質的な価値についても深く考える傾向にあるのだと思う。

どちらが正解という訳ではない。

働くという価値観を世の中に順応させた考え方に意識転換しているだけ。また、自身の欲望の満たし方についても、その意味合いを深く考え始めたことが、このような価値観の多様化につながっているのではないか。

 

会社員が本業で稼げないものは、副業で稼ぐ時代

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最近では、副業制度を設ける会社も増加し、これまでよりも2足3足のわらじを履いて活躍される方も増えている傾向にある。

日本社会としても、人口が減り、会社が生み出す利益も小さくなることが予兆され、人件費削減のためにロボットやAIに仕事を代替する動きが徐々に増えてくると想定される。

それにより、一つの会社から得る賃金では到底生活が成り立たないことも予想できる。

もちろんベーシックインカムという考え方はあるようだが、質素に生活するだけでは物足りず、少しでもゆとりのある生活を望まれる方は「稼ぐ」という方向性に舵を切って行くだろう。

その場合、これからその下準備を進められるとしたら、間違いなく「副業」ではなく「複業」であることをおすすめする。
※詳細な説明については、他サイトをご参照ください

【副業】
本業以外の仕事をして収入を得ること。雇用形態によってアルバイトや在宅ビジネス、内職などに分類される。

【複業】
その名の通り、複数の仕事を持つこと。「副業」に比べて、「複業」はより多くの収入を得る可能性が高く、かつ多くの時間と労力を必要とし、限りなく本業に近い仕事と言えます。本業を複数持っているというイメージでよいでしょう。

アルバイトや内職は時間との交換で成り立ち、貴重な時間をお金と交換することは本質的な改善策ではなく、一種のドーピングのようなもの。本質的に改善するのであれば、本末転倒にならぬよう時間の切り売り(時間の対価で収入を得ること)から脱却する必要がある。

自分の人生ありきで、自分の人生をどう過ごしていくかが非常に大事になってくる。

個人ブランドの形成、お金、スキル、知識、未来...

生き方やライフスタイルにあった仕事を選びながらも、その仕事に対して、自分が何を稼ぐのかを具体的に落とし込んでもよいのではないか。

 

まとめ

f:id:park-man:20210523234216j:plain今回は、日々辛く大変でつまらないと感じた時だからこそ、改めて「サラリーマンとして働くこと」について考えてみました。

普段、不満や文句ばかりの会社に対して、改めてこーゆー恩恵を受けているんだなぁを感じる反面、会社員としての働き方とは別に、その仕事に対して、自分が何を稼ぐのかを考えていくことが、今後の働き方において、割り切りも含め重要になってくるのだと再認識しました。

ご退職/転職をお考えの方や、フリーランスをお考えの方、ただただ社畜と揶揄される会社員から逃げたい方など。色々な方々の色々なご事情がおありだと思います。
今一度振り返る良いきっかけになれば嬉しいです。

会社員として働くことすべてが悪だとは思いません。
フリーランスや経営者として働くことがすべて正しいとも思いません。

これからの自分の人生を自分らしく生きていくために、今一度、自身の働き方/価値観を振り返る良い機会ではないでしょうか。

自分の働き方/価値観は、自分で築いていきましょう!