おはこんにちばん。
普段はもっぱらビジネス書や自己啓発本を読む私ではございますが、浅倉秋成先生の「六人の嘘つきな大学生」というミステリー小説に出会い、めちゃくちゃ面白かったので作者の別シリーズにも手を出すこととしました。
正直、これまでのミステリーシリーズと打って変わって、ユーモア系の恋愛小説要素が強め。6つの短編形式で構成されているので読みやすく、最終的にはしっかりと伏線回収をしていく様が「さすがだなぁ」という作品でした。
おおよそ1週間程度で読破しました。
短編で区切られているので、時間があるタイミングに合わせて順々に読み進められますし、あまり本を読まれない方にもかなりおすすめ。
引き続き、浅倉秋成先生の別シリーズにも手を伸ばしてみます。
- 普段あまり読書をされない人
- 恋愛小説に挑戦してみたい人
- 深く何も考えずにクスクス笑いたい人
- 推理小説やミステリー小説がお好きな人/初めての人
目次
本のあらすじ
「あなたとはお付き合いできません―わたし実は、魔法使いだから」告白を断るため、魔法使いだと嘘をついてしまった女子高生。しかし彼は、人間界と魔法界を超える愛を誓ってくれてしまい…?
フリたい私とめげない彼。恋と嘘とが絡みあい、やがて大きな渦となる!
ささやかで切実な恋物語は、大事件の予兆だった。ぐるぐる回る、伏線だらけの恋物語!
本を読んだ感想
- 全6話の短編小説になっているため、読みやすい
- 甘酸っぱい青春もののドタバタ恋愛小説なので、ほんのりニヤけてしまう
(周りに人がいない時に読むべし) - ギャグ要素も含まれているので、くだらなくバカバカしいと思いつつ、くすくす笑ってしまう
- 各話がそれぞれ全く異なる展開ではあるが、最終的につながっていくことで、脳汁がジュワーっと出る感じ
- 最近の浅倉秋成先生の作品(六人の嘘つきな大学生)と比べると、良くも悪くもやや安っぽい印象というか重みみたいのは少ない印象
まとめ
今回も、「六人の嘘つきな大学生」というミステリー小説に魅了され、浅倉秋成先生の別シリーズに手を伸ばしました。
これまでの、「騙された」「ここで繋がるのか」等の関心や感動だけではなく、作者のギャグセンスを交えた甘酸っぱい青春を感じる作品となっております。
短編で読みやすい設定になっているため、あまり読書をされない方や初めて恋愛小説にトライされたい方には、かなりおすすめです。
最近、あまり笑っていないなぁという方も、ギャグ要素もふんだんに仕込まれているので、このご時世にはうってつけです。
引き続き、私も、浅倉秋成先生の別シリーズにも手を出してみようと思います。
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