これまで医療機関やマーケティング会社を対象に、15年程、SaaS営業に従事してまいりました。リーダー、マネージャー、営業部長と、現場から管理職まで一通りの営業経験をしており、現在は営業フリーランスとしても活動しております。
「どこに登録しても同じ」と思っていませんか？
営業職のあなたが転職を考えたとき、
「とりあえずリクルートエージェントに登録しておけばいいか」
「知ってる会社が一番安心」
…そんな風に考えていませんか？
でもちょっと待ってください。
営業職は転職市場でも“売り手”側です。
実績が数字で示せて、すぐに現場に出せる営業人材は、どの企業も喉から手が出るほど欲しがっています。
だからこそ、「なんとなく」でエージェントを選ぶのは、
年収・キャリア・労働環境のすべてを損してしまう可能性があるのです。
この記事では、営業経験者が“確実に得をするための”転職エージェントの選び方と、おすすめサービスをニッチ＆実用視点で厳選してご紹介します。
今回は、その中でも「【営業職特化】転職エージェントの選び方完全ガイド｜数字で語れる営業マンだからこそ、賢く選べ！」について、まとめていきます。
- 日々の営業活動に行き詰まりを感じている人
- 営業マンとしてのキャリアについて悩んでいる人
- 今こそ何かを変えたいと思っている人
- どうにか今の現状を打開したいと模索している人
目次
- 目次
- 営業職の転職は、他職種と何が違うのか？
- 営業マン向け転職エージェントの正しい選び方
- 【営業マン向け】おすすめ転職エージェント6選
- 転職エージェントを“営業マン視点”で活用するコツ
- 転職エージェントは“代理店”ではなく“ビジネスパートナー”
- まとめ：営業経験者こそ、転職は“選ばれる”から“選ぶ”へ
営業職の転職は、他職種と何が違うのか？
営業経験者は、次のような転職市場での“特権”を持っています。
実績が数字で語れる＝選考に強い
売上・受注率・アポ件数などが定量評価されるため、説得力のある職務経歴書が書ける。
コミュニケーション力が高く、面接で有利
採用担当が「一緒に働く姿」を想像しやすい。
即戦力として、給与やポジション交渉がしやすい
企業側が「すぐ動ける人材」を求めているため、条件交渉も可能。
他業界・他職種への“横展開”ができる
インサイドセールス、カスタマーサクセス、マーケティング職など、選択肢が広い。
こうした特徴を最大限に活かすには、営業職に強いエージェントとの出会いが不可欠です。
営業マン向け転職エージェントの正しい選び方
1｜営業職専門 or 営業経験者が担当しているか
営業マンのことを最も理解しているのは、やはり営業出身者です。
「KPIが厳しい」「飛び込みがキツい」「インセンが不安定」など、独特の営業現場を理解した上で転職支援してくれる人を選びましょう。
2｜提案の“深さ”と“切り口”があるか
-
あなたの営業スタイル（狩猟型／農耕型）
-
得意な業界（人材／不動産／ITなど）
-
将来的なキャリア展望（マネジメント／専門職化）
こういった踏み込んだ提案があるかどうかで、エージェントの質は見極められます。
3｜ニッチな非公開求人を持っているか
誰でも見られる求人は、競争も激化します。
エージェント独自ルートの非公開求人を持っているか、スタートアップやスモール企業の紹介もできるかが、隠れたチャンスを掴む鍵になります。
【営業マン向け】おすすめ転職エージェント6選
1. 【マイナビ営業エージェント】
- 若手営業マン特化の王道サービス
- 初めての転職でも手厚くサポート
- 個人・法人・ルート営業など幅広く対応
2. 【リクルートエージェント】
- 求人数No.1。迷ったらまず登録
- インサイドセールス・SaaS営業に強い
- 年収600万円以上も多数
3. 【type転職エージェント（営業特化）】
- IT業界・SaaS営業のキャリア支援に強み
- 担当者の質が高く、20〜30代営業職から好評
- スタートアップや事業開発ポジションも充実
4. 【アクシスコンサルティング】
- 営業→コンサル業界への転職支援に特化
- 高年収・ハイキャリア志向におすすめ
- 戦略ファーム／FAS系求人が豊富
5. 【リクらく（旧：就職Shop）】
- 書類選考なし・ポテンシャル重視
- 営業職から異業種チャレンジしたい人向け
- 第二新卒・20代未経験歓迎
6. 【キャリアスタート】
- 営業→未経験分野への転職に強い
- 完全マンツーマンサポート
- 面接対策の質が高く、離職率も低い
転職エージェントを“営業マン視点”で活用するコツ
「数字」を武器に伝える
→ アポ率、受注率、単価UP率など、営業実績をKPIで明示すると印象が強くなる。
「顧客視点」を意識した志望理由を練る
→ 「売る力」だけでなく「聴く力」があると伝えられれば、他職種への展開も有利。
担当者には“営業的に”フィードバックを
→ 求人が合わないと感じたら、「こういう軸で提案してほしい」と営業トークのように伝える。
転職エージェントは“代理店”ではなく“ビジネスパートナー”
営業マンのあなたならわかるはずです。
「売れる営業」は、お客様を“コントロール”せず、“伴走”します。
同じように、転職エージェントもあなたのキャリアに寄り添ってくれる“相棒”のような存在であるべきです。
紹介される案件の数ではなく、「あなたをどう理解しようとしてくれているか」を重視してください。
まとめ：営業経験者こそ、転職は“選ばれる”から“選ぶ”へ
今回は、「【営業職特化】転職エージェントの選び方完全ガイド｜数字で語れる営業マンだからこそ、賢く選べ！」について、まとめてみました。
営業という職種は、常に“断られる側”です。
でも、転職においては立場が逆。
あなたは選ばれる側ではなく、「会社を選ぶ側」なのです。
その目線を持って、信頼できるエージェントと出会い、
納得できるキャリアを選びましょう。
新しい自分の発見に向けて、まずは一歩踏み出してみよう！
